意識さすらい系

アウトドア、自動車、読書、旅行、映画などについてゆるくまとめていこうと思います。
ほのぼのとしたものをイメージしているので、気軽に見ていただければと思います。

『沈まぬ太陽 御巣鷹山編』

最近の新型ウイルスの影響は凄まじいですね。

私もあまりに暇を持て余しているところだ。
そのため、普段読めていない小説を読んでいる。
これまでは、小説といっても薄いものが多く、短編集も読むことが多かった。
そのため、この機会に少し長編小説に取り組んでみようと思った。

今回は沈まぬ太陽にしました。

沈まぬ太陽のアフリカ篇は少し前に読みましたので、第三巻である、御巣鷹山編を読んだ感想をまとめようと思いました。

御巣鷹山編では壮大な事故を取り上げたものとなっている。

私はこの事故についてこの小説を読むまでは、正直知らなかった。
しかし、この小説ではその事故における、対応や経緯を社員の目線から記録しているフィクション作品である。

事故の発生からその原因、遺体の捜索から、遺族との交渉まで様々な内容が、時には残酷に描かれている。

その中には、目を背けたくなるような内容も多かったが、その分読む価値はあるのではないだろうか。
これは、自分が経験していないから述べることができるだけなのかもしれないが、このような状況に陥ることがあるという可能性とその際に人は何を考え、どうするのかを学ぶことができるのではないだろうか。

私自身この小説では様々なことを考えさせられ、また、この事故のことをネットで調べ、実際の画像を見たときにはさらに、考えさせられた。

人は平和や事故のない世界を望むものであり、それ自体は間違っていないことであるとも思う。
しかし、実際に発生したことから、目を背け、批判することは違うと私は考えている。
自分だけが被害に会わないと思うことは考え違いであり、非現実的だ。私たちに必要なのは悲惨な過去の出来事から目を背け、忘れてしまうことではなく、そのような悲惨な事故、事件からの教訓を学ぶべきであると思う。
そのためには、簡単で娯楽的な出来事ばかりに目を向けるのではなく、事実、歴史に目を向け、自分で考える力を養うことが重要なのではないだろうか。
私もまだまだ初心者である。現にコメディーものが大好きであるし、それについてもどんどん記事にしていこうと思っている。
しかし、それだけではいけないと思う。
これからもこのような出来事について学び、まとめようと思う。

皆さんもこの機会に様々な、自分が好きではないようなジャンルに取り組んでみてはいかがだろうか。
食わず嫌いという言葉にもあるように、知らないものに対しては拒絶するのが人間という生き物である。
そのため、どれほどの見識を身に着けることができるかが、人間としての大きさなのではないだろうか。

自分への戒めも含めて、ここにまとめておきます。





カテゴリー 読書
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